RIVER (7インチレコード)
¥1,650
SOLD OUT
・全曲ダウンロードコード付
発表2017年12月17日
<RIVER に寄せて>
FOLKLORE。青木隼人さんとのDUOに最初に混ざってくれたのは青葉市子さんだった。僕らは冬のある日にrainy dayで三人の演奏会をした。幾つかの歌も作った。その後に参加したのはサックスやクラヴィコード奏者でもある内田輝くん。
彼とはkadanからの長い付き合いで、その頃はPIANO ENSEMBLEのメンバーでもあった。
彼もまた旅する音楽家となり、自然とFOLKLOREの旅は、三人がそれぞれの旅をしながら、合流地点でFOLKLOREとなり、またそれぞれの旅へ向かうような状態になっていった。
トリオというのは良いもので、誰かが誰かを支え、補い合い、また歌い合う「輪」が生まれていく。
内田輝はメインのメロディを歌うことも出来るし、弱音でそばに寄り添うことも出来るサックス奏者だった。調律師だった彼の哲学もまたFOLKLOREに共鳴していった。
僕らは一つのメロディを三人で何度も繰り返し、共有し、深めていった。
そこには一つの川が流れていた。
旋律の川が。
脈々と、山の水源から森を通り、海原へ旅立つひとつの川を、僕らは渡っていたのかもしれない。
FOLKLOREとはいにしえの水源のメロディを再び世に流していくというコンセプトがあり、この曲もブラームス間奏曲集に収められた楽曲の一部を青木さんがモチーフとし、原型を作った。
内田輝との三人編成の後期FOLKLOREはたくさんの旅を共にし、いくつもの音楽が生まれたが、結局作品に残されたのは、このRIVERという7インチ・レコードだけだった。
この曲はいつも演奏会の最後のクライマックスで演奏されていた、いわゆる僕らのテーマソングだった。
いま、川は三本の流れに別れ、
それぞれの海を目指している。
haruka nakamura
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内田輝が正式参加しtrio編成となりFOLKLOREとなっての初めて
レコーディングされた音源である。
「RIVER」はLIVEでは以前から演奏されいて3人でセッションを重ねてきた楽曲。
山梨・Studio Camel Houseで田辺玄のオペレートのもとレコーディングを行われた。
ダウンロード・クーポンが封入されており「RIVER」「RIVER(Acoustic)」と
ボーナストラックとして「line」のライヴテイクがダウンロード可能。
TRACKLIST
1. RIVER
2. RIVER (Acoustic)
[Bonus Track DownLoad Only]
3. line (Live at evam eva yamanashi 20170408)
FOLKLORE
AOKI,hayato (guitar)
haruka nakamura (piano)
Akira Uchida (soprano sax)