ゆくさき (CD)
¥3,520
SOLD OUT
灯台オンラインショップでの入荷は未定となっております。
・オリジナル特殊仕様パッケージ
発表:2017年09月14日
<ゆくさき に寄せて>
evam evaとのコラボレーションが始まったのはいつの頃だろう。
山梨のgallery traxという素晴らしい場所で、展示演奏会を頼まれてから長い年月が経ったように思う。
Janis、ARAKI Shin、青葉市子、、僕はtraxが好きになり、あの場所を知って欲しくて毎回ゲストミュージシャンを連れて何度も演奏した。
ホームグラウンドとなるevam eva yamanashiが出来たのはそれからしばらく経ってから。
今までのコラボレーションを一つの形に残すべく、いよいよevam evaと僕とのアルバムを作ることになった。
新天地の中にあるギャラリー"形"でアルバム一枚分、全てを録音する。
ちょうどその頃、僕は田辺玄という盟友エンジニアにレコーディングをお願いし始めた頃で、よく山梨の彼のスタジオに通っていたこともあり、録音はもちろん玄にお願いした。
録音の次の日にはこけら落としのライブも予定されていたので、演奏メンバーの編成はその頃メインでライブ活動し長いツアー中だったFOLKLOREの二人にサポートをお願いした。
ギャラリーの独特な美しい響き、真っ白な空間からインスパイアされる音楽を大切にしたかった。
そのため、タイトル曲「ゆくさき」や、幾つかの曲は事前に作曲していたけれど、その他のほとんどの曲は即興的なセッション演奏を録音していった。
玄の妻である森ゆにも自然な流れで急遽加わってくれて、その頃FOLKLOREはライブでたくさんの即興を演奏してきていたこともあり、僕らは自然とその空間の音を表現出来たように思う。
装丁もevaの布を使ったこだわりの美しいデザインとなっている。
その後、このアルバムは長くevam eva全店のBGMとなり、僕は旅する度に、何処かしらでこの音楽を耳にすることとなった。
今まではevam eva店舗限定のお取り扱いだったが、今回オフィシャル・オンラインSHOPを立ち上げるにあたり、こちらでも販売出来ることとなった。
また、メイン曲「ゆくさき」は後にcasa BRUTUSによる杉本博司さんの"江之浦測候所"のPV映像音楽に抜擢された。
haruka nakamura
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haruka nakamura が長きに渡り信頼を寄せる、ニット・ブランドevam evaとコラボレーションのために制作したevam evaオリジナルCD。
「evam eva」は、山梨にあるニット会社である、近藤ニット株式会社が展開するブランド。
近藤ニット株式会社の創業は昭和20年にさかのぼり、ブランド「evam eva」の立ち上げを機に生地の生産から商品の販売までをおこなうファクトリーブランドとなった。
幾重にも重なる音 透き通るコーラス うつりゆく景色を想わせる音色。
evam eva yamanashiギャラリー「形」にてレコーディングされた音源をもとにし、haruka nakamuraが作り上げたevam eva yamanashi の音。
evam eva と本オンラインショップのみので販売。
2020年9月には続編となる、evam evaオリジナルCD「星ひとつのぼりて」が、発売となる。
参加アーティスト
acoustic piano & harmonica:haruka nakamura
guitar & E.guitar:青木 隼人
soprano saxophone:内田 輝
chorus:森 ゆに
recording / mixed & mastered at.Studio Camel House:田辺 玄
TRACKLIST
1.ゆくさき
2.FOLK#1
3.真昼
4.Light reverb
5.雨
6.FOLK#2
7.yours
8.或る時間
9.ギター
10.青い窓
11.FOLK#3
12.夕べの星
13.いま、ここで
14.予告灯
https://vimeo.com/231807196