アイル(8cm CD)
¥1,650
SOLD OUT
・短冊形パッケージ + ダウンロードコード
発表:2018年3月21日
<アイルに寄せて>
2008年に1st album「grace」リリース後、その世界から僕は永く遠ざかっていた。
1stアルバムで作り上げた世界観の作品をその後も踏襲して作り続けたくは無く、2ndのトワイライトはピアノと管弦楽の即興演奏にし、その後はnujabesさんとビートがあるアルバムを作り、ピアノアンサンブルを構築したり、旅に出たり、、あっという間に10年が過ぎていた。
10年も経つと一周してスタート地点に戻ってきたりするもので、graceの世界を懐かしく想った。
それで久しぶりにgraceを制作していた時のデモ曲を振り返った時、
「アイル」の原型となるワルツ的なメロディを見つけた。
旅で録音していた教会のオルガンの音なども溜まっていたので、
10年ぶりにその世界に帰ることにした。Janis Crunchも久しぶりに呼んで、歌ってくれた。
あの頃使っていたアナログなサンプラーやMDRなどの機材はもう無かったので、せめてジャケットを懐かしくしたく、少年の頃よく買っていた短冊型の8cm CDシングルをレーベルにお願いして作ってもらった。
写真家・岩倉しおりさんが装丁からMVまでアートワークを統一して担当してくれて、春の季節に岩倉さんの写真の短冊CDが店舗に並んだ姿は、花が咲き散るように美しかった。
この企画は自由なアイデアをそのままリリースしたシングルで、制作がとても楽しかった記憶がある。
haruka nakamura
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haruka nakamuraが、春をイメージした新曲「アイル」(feat. Janis Crunch)を含む、全6曲収録のNew EPを8cm CDでリリース。アートワークは注目の写真家・岩倉しおりのコラージュ作品。
haruka nakamuraの新曲「アイル」(I’ll)は、1stアルバム『grace』(2008年 / SCHOLE)の世界観の続きを10年ぶりに表現した楽曲。春の季節をイメージして作られたこの曲を含む、全6曲を収録したEP / 8cm CD (DLコード付き)が春分の日にリリース。
「アイル」では、作詞、作曲、全ての楽器パートをharuka nakamura本人が担当し、『 grace』でボーカルを担当したJanis Crunchを再びフィーチャー。さらに、1stアルバム発売当時のライブ音源「every day」( 『grace』収録曲)をこっそり隠し味として詰め込むこだわりも見せている。春を祝福するような軽やかなテンポの生き生きとしたアンサンブルとボーカルは、初期音源のみずみずしさを残しつつも、この10年で大きくスケールアップした両者の成長を感じさせる快心の1曲。
その他、1stアルバム『grace』を代表する楽曲「arne」をこのプロジェクトのために10年ぶりに再構築した「アルネ」や、haruka nakamuraが音楽を担当した映画『every day』のクライマックスシーンで使用され、話題を呼んだ楽曲「リリウム」を新たに録音・収録。さらに、教会のオルガンやミュートピアノに環境音のテクスチャーをミックスしたノルタルジックな小品曲など、全6曲が収録されている。
アートワークはインスタグラムでのコラボレーションをきっかけに繋がった、”身近な場所が美しく見える瞬間”をカメラにおさめる注目の写真家・岩倉しおりが担当。「アイル」の世界観を表現するために、haruka nakamuraが熱望したキャリア初となる8cm CD短冊型パッケージを、岩倉が新たに作り上げた美しいコラージュ作品が全面を彩る。そして、マスタリングは近年のharuka nakamura作品の音を手掛ける田辺玄が担当。
*収録楽曲のダウンロードコード付き。
Track list :
1. アイル(2:29)
2. アルネ (2:52)
3. 哀しい予感 / リリウム(4:05)
4. 廃校のオルガン(1:25)
5. 君のカノン(1:53)
6. 讃美歌(3:34)
https://www.youtube.com/watch?v=8dDIc6L1B_I